まず、プログラミング言語には、サーバー側で動作するものがあります。
例えばPHP言語、Perl(パール)、Python(パイソン)です。
これらはレンタルサーバーでもサポートされていることが多いため、
使い易いプログラミング言語です。
特にPHP言語は、電脳卸WEBサービスにサンプルプログラムが掲載されているので、
プログラミング初心者が使い易いと言えるでしょう。
もちろんPHP言語だけでも、Webアプリケーションソフトを作ることが可能です。
ただし、サーバーとのやり取りが同期通信なので、画面の切り替えが発生します。
そのため、ユーザーにとってはわずかですが待機時間があります。
もう一つの方法は、Webブラウザ上で動作するプログラミング言語で開発することです。
代表的なのが、JavaScriptです。
JavaScriptはAjaxの中核技術で、サーバーとのやり取りは非同期通信を行いながらプログラムを動かせます。
ユーザーにとっては待ち時間を感じにくいメリットがあります。
さらに jQuery や prototype.js などのAjaxフレームワーク(JavaScriptライブラリ)を利用することで、プログラマーは楽にプログラムが書けます。
そしてユーザーにとっても操作性の良いWebアプリケーションソフトが作れるようになります。
特にjQueryのUI(ユーザーインターフェース)は秀逸です。
アイデア次第では、商品画像を動かしたり、いろんな効果を加えるなど、
面白いWebアプリケーションソフトが作れるかも。
ただし、電脳卸WEBサービスAPIからのデータ取得はXMLを使うため、工夫が必要になります。
Ajaxプログラムは、基本的に同一サイト上のデータ取得に限られるからです。
使うレンタルサーバーから見ると、電脳卸WEBサービスAPIは外部のサーバーですからね。
そのため、Webサーバー上にPHP言語などで、中継プログラムを置く必要があります。
つまり、電脳卸WEBサービスAPIから返されたXMLを一度、
PHP言語で自分のレンタルサーバー上のXMLにするわけです。
以下のWebアプリは、
http://ws.bzen.net/den064/
サーバー上はPHP言語でXMLを中継し、
Webブラウザ上は、JavaScriptで、
Ajaxフレームワークのprototype.js を使って作っています。
このように取得した商品画像や、その他データを、
jQueryのUIの様々な機能を使って表現すると、面白いものが出来そうです。