電脳卸WEBサービスの API は、URLでリクエスト(要求)すると、XML 形式のデータをレスポンス(応答)します。URLにはパラメータとして、いろいろな条件を含めることができます。
これは他社のWebサービスでも、大体同じ仕組みです。API の使い方を一つ覚えると応用できます。
電脳卸の場合、各 API のリクエスト・レスポンスについては、前回ダウンロードしたマニュアル(DWS ガイド)に詳しく書かれています。
電脳卸WEBサービスの API で最も基本となるのが、「商品情報検索API」です。キーワードで商品を検索することができます。まずはこの API の使い方を覚えましょう。
【1】マニュアル(DWS ガイド)を開いて、商品情報検索API のリクエストパラメータの説明を見ます。
「accesskey」は必須ですが、その他のパラメータは省略できるようです。
でも通常は商品数が多すぎるので、検索対象ワードで絞り込みます。そのため「sword」も使います。他にも、「sort_mode、sort、offset、page」は指定したほうがよいでしょう。
【2】URLでリクエストする場合の利用例を掲載しました。コピーして試してみましょう。
以下は「化粧品」で検索して、新着順の昇順で、1ページに30商品、その1ページ目を表示するという意味になります。
・例 「化粧品」
http://webservice.d-064.com/2.0/ProductSearch.php?
accesskey=あなたのアクセスキー(アクセスコードのこと)
&sword=%E5%8C%96%E7%B2%A7%E5%93%81
&sort_mode=0
&sort=0
&offset=30
&page=1
もちろんアクセスキーは、あなたのものに変更します。
ポイントは、URLに日本語は使えないため、検索対象ワードは UTF-8 形式でエンコードしていることです。エンコードについてはのちに説明します。
利用例では、見やすいように改行しています。しかし実際に使うときは、改行しないで1行にしてからコピーしてください。
【3】Webブラウザを起動して、アドレスに上記の利用例を貼り付け、「移動」ボタンをクリックします。
*改行せず1行にしてください。
【4】XML 形式の商品データが取得できました。
取得した XML を利用して、Ajax で HTML に組み立てると、動的なネットショップが作成できます。